健康のお話(ストレスを溜めない)
【交感神経と副交感神経】
交感神経と副交感神経は身体の中で身体の神経のバランスをとる重要な神経系列です
この神経のバランスが頭の脳に与える影響は多くあります
『清陽の府』と云う言い方がありますが、脳を働かせるために欠かせないエネルギー栄養物質の事を云います。
頭や脳のことを清陽(せいよう)と云う言い方があり府(ふ)は中心になる所『場所:物質』と云う意味です
清陽の府は脳を働かせる為の欠かせない能力『力』で在り、栄養物質と云われています。この清陽の府が何かの原因で頭に到着出来なくなる為に頭痛が起こると云われています、
清陽に悪影響を与えている物の大きな原因の1つはストレスです
人はストレスを持つと気が滅入り不安に駆られます、そうすると体の中の『交感神経』が多く働き血圧が上がり脳の血管が収縮して体の血液の流れを停滞させますその結果『清陽の府』が頭に到達する量が減ってしまいエネルギー栄養物質が頭に到達し難くなります、そして人体の弱い部分に影響が出来て何らかの病気になって行きます。
『交感神経と副交感神経はどちらを優先するのか』
交感神経と副交感神経は上手くバランスを取り合っていますがどちらが先に優位になったほうが良いのでしょうか?
〖 陰主陽従〗
陰主陽従と云う言い方がありますが陰が主で陽がそれに従う言う事です。
陰(いん)は(休憩や睡眠)で陽が(活動)を支える事になります
人間はまず休む事から始まりそして活動を開始します
【生命の誕生も無から生まれる以前は光合成によって水と二酸化炭素から有機物を合成したように、 陰によって
〘環境が整った気〙が陽への活動を開始する事で単細胞のバクテリアとして生物が生まれ成長しました】
従って人間はまず副交感神経が優位な状態から始めます
夜ゆっくりと眠って朝起き活動を開始して下さい。
神経の微妙なバランスで心臓からくる脈拍が多くなったり少なくなったりして体に与える影響は大きなものがあります。
〘脈拍の過大〙
人間は動揺すると心臓が早く動き脈拍数が多くなります、その結果、不整脈や狭心症、心筋梗塞などの心疾患による突然死に至ります
突然死の原因の7割は心疾患であり、日本人の死因第2位ともなっています
〘脈拍の減少〙
脈拍の数量が減りすぎると徐脈になり問題が起こります【除脈とは1分間の拍数(脈数)が50以下になる事で徐脈と診断されると息切れ、だるさ、足のむくみ、めまい、失神が起こります】
【交感神経と副交感神経】のバランスをとる事は健康になる事の重要な要素と云われています
先ずは睡眠を良く取り朝の目覚めを良くして行動をして下さい。
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