弘法大師御年十四歳
十四歳の真魚様は叔父の阿刀大足(あとのおおたり)に篤学を学びました
阿刀家は物部氏と同祖伝承を有する氏族の出で
特に阿刀大足は学問に優れ(伊予親王の侍講を務める学者)でした。
真魚さまは、論語・孝経・史伝などを個人指導のもとで習われ
空海が入唐する時の中国語や漢学の才能も
阿刀大足の影響が大きいと言われています
空海の書かれた「三教指帰」などにも影響が見られます
又空海の入唐実現は阿刀大足の援助によるところも大きいと言われています。
覺王山歳弘法堂では、阿刀大足に篤学を勉強される
真魚さまの尊像を祭祀致しております。
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